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こんにちは、そーです!🐧✨

登山を始めて3年目。これまでに色々な山を歩いてきましたが、
最近つくづく思うことがあります。
それは「頂上に立つことより、無事に下りてくることの方が100倍難しいし、価値がある」ということです。

「せっかくここまで来たんだから、頂上まで行かないともったいない」。
登山をしていると、誰もが一度はこの思考に陥ります。

登山を始めたばかりの私もそうでした。
しかし、丹沢の名峰・檜洞丸(ひのきぼらまる)で、僕は「死の恐怖」をリアルに感じる手痛い失敗を経験しました。
体調不良、降り続く雨、そして動かなくなった足

あの時の「無理」がどれほど危険だったか、今ならよく分かります
今回は、僕の失敗談をもとに、
登山3年目の僕がたどり着いた「勇気ある撤退」の基準についてお話しします。 📈

忘れられない失敗。雨の檜洞丸で「歩けなくなった」あの日 🌧️

今思い出しても、背筋が凍るような記憶があります。
それは登山を始めて間もない頃、丹沢の檜洞丸に挑んだ時のことです。

登山口に立った時から、実は少し体調に違和感がありました。
「少し寝不足かな?」程度に思っていましたが、
歩き進めるうちに体はどんどん重くなっていきました

さらに運の悪いことに、予報よりも早く雨が降り始めました。
本来なら、その時点で引き返すべきだったのです。しかし、当時の僕の頭にあったのは
「せっかく遠くまで来たんだから」「ここでやめたらカッコ悪い」という、
根拠のないプライドと執着でした。

【当時の僕の状況】

  • 体調: 前夜の睡眠不足による、わずかな頭痛と倦怠感
  • 天候: 登り始めて2時間で本降りの雨。標高が上がるにつれガスも濃くなった
  • 思考: 「あと少しで山頂だし、行けるところまで行こう」という根拠なき過信

雨足が強まり、視界も悪くなる中、無理をして登り続けた結果……。 標高が上がるにつれて体温が奪われ、膝に力が入らなくなり、ついには一歩も動けなくなってしまいました

雨に打たれながら立ち尽くしたあの恐怖感。
「もしここで倒れたら、、、」 あの時感じたリアルな恐怖は、今でも鮮明に覚えています。そのあとは死にたくないという一心で何とか下山をしましたが、普通に泣きそうでした。 ⚠️

なぜ「せっかく来たから」という思考が危険なのか 🚨

登山において、最も恐ろしい敵は「執着心」です。

  • 交通費や時間をかけてここまで来たからもったいない
  • せっかくの休日を無駄にしたくない
  • ブログやSNSに山頂の写真を載せたいという見栄

これらの感情はすべて「下界の都合」であって、目の前の「山の状況」とは何の関係もありません。山は僕たちの事情なんてお構いなしに、牙を剥いてきます。

特に僕のように30代になり、さらに20kgも体重が増えた状態では、
想定外の事態(急な雨や体調悪化)に対するリカバリー能力が格段に落ちています
あの日の檜洞丸での僕は、自分の「現在の実力」を見誤り、過去の自分や「こうあるべき」という理想に縛られていました

リベ大で学んだ「リスク管理」の考え方は、山でも全く同じです。
「致命傷を負う前に、早めに損切り(撤退)をすること」。 これができないと、山では取り返しのつかない事態に繋がります。

登山3年目で決めた、僕の「撤退基準」3選 ✅

数々の失敗(と激しい筋肉痛🐧)を経て、
僕は自分の中に明確な「撤退のシャッター」を設けることにしました。
これに一つでも当てはまったら、必ず自問自答し、「このまま登山を続けて大丈夫か?」を確認します。

① 「少しでも」体調に違和感がある時

朝起きた時、あるいは登山口に着いた時。
「なんとなく頭が重い」「足がいつもより重い」。
この「なんとなく」は、体が発している重要なシグナルです。
以前の僕はこれを「気合い」で無視していましたが、今は「今日は山頂じゃなくて、麓(ふもと)で美味しいものを食べる日に変更!」と、目的を切り替える勇気ができました。 🍵

② 天候が予報とズレ始めた時

山の天気は変わりやすいですが、「ポツリ」と来たら要注意です。特に雨具を着るタイミングを逃すと、一気に低体温症のリスクが高まります。檜洞丸の時のように「これくらいなら大丈夫」は、山では通用しません。 ☂️

③ 予定時間を30分オーバーした時

20kg増えた今の僕にとって、時間は命綱です。あらかじめ決めた「通過予定時刻」を30分過ぎても目標地点に着かない場合、それは自分のペースが落ちている証拠です。
もちろん計画にかなりの余裕を持っていれば別ですが、
そのまま進めば、下山が日没にかかってしまう
そのリスクを取る価値は、山頂にはありません。 ⏰

「下りる勇気」は、次の山へ登るためのチケット 🎫

登山における最大の成功は「生きて、自分の足で家に帰ること」です。

山頂まで行けなかった日は、たしかに悔しいし、虚しい気持ちにもなります。
でも、無理をして大怪我をしたり、誰かに助けを呼ぶような事態になれば、
もう二度と「楽しい山登り」はできなくなるかもしれません。

「また来ればいい。山は逃げない。」 🏔️


この言葉の本当の意味を理解し、自分を許せるようになるまで、僕は3年かかりました。
撤退を決めて下りてきた後の「おいしい下山メシ」や「温泉」は、
無理をしてボロボロになった時よりも、不思議とずっと美味しく感じます。
それは、「自分を正しく守れた」という安堵感があるからかもしれません。

まとめ

もし今後、あなたが山道で「しんどいな」「進むのが不安だな」と感じているなら、
迷わず引き返してください。
それは「逃げ」ではなく、山を長く楽しむための「賢い選択」です。

20kg重くなった僕の足取りはゆっくりですが、
その分、景色や自分の体調と対話する時間は増えました。
これからも「勇気ある撤退」を相棒に、安全第一で登り続けます! 🐧🚀

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